「あーっ!ザック!どうしたの?」
「あーっ!アンタ!」
「ボクも乗せてってくれないかな。」
「来てよ!」
「オイ待て!これは俺の船だぞ!」
「半分な。もう半分は俺。」
「それに、俺たちに機械にことさら詳しいヤツはいねぇ。
素性は知らんがかなり詳しかった。
俺はこの眼で見たぜ。幹部を倒しちまうところをな。
乗っけて損はないはずだぜ。
ただし、自分の身は自分で守れよ。年齢としは関係ねぇ。それが俺らの掟だ。
まぁ…その歳で銀河から銀河を一人で旅してるんだから、大抵は大丈夫だろうけどな…」
「ワタシもいるよっ!」
シエラが飛び出して来た。
「決まったね。」
「んで、これから向かう先は?」